AOIKE高等学校は、「AOIKE高等学院 南砺福光(フリースクール)」を旧南砺福光高等学校内に開校します。
部活動は、eスポーツ部。2025年から硬式野球部を創設予定です。
監督には、富山県高岡市出身でプロ野球ヤクルトスワローズなどで活躍した、田畑一也氏が就任します。
来夏の富山大会への出場を目指します。
富山県は高校野球が最弱の県
青池学園の青池理事長は、南砺福光キャンパスを「甲子園の常連校になって、校歌を歌ってほしい」と話しました。
富山県で通信制高校で高校野球が強いのは、富山みらい学園の未来富山です。2024年の夏の大会ではベスト4になりました。東京や千葉、長野や山梨など全国各地から優秀な中学生を集めています。
未来富山は野球に費やす時間が多くて、たくさんの優秀な選手を育てています。
南砺福光キャンパスが甲子園に行けるのか?
富山県は雪国であり、冬のシーズンは外で練習できるないことから、野球最弱の県と昔から言われています。
都道府県の甲子園勝利数では、新潟がワースト1位、富山がワースト2位、山形がワースト3位です。
北信越では石川、福井、長野と高校野球でしのぎを削っていますが、富山はいまいち。全国で通用するレベルではありません。
新潟は、甲子園勝利数でワースト1位なのですが、最近、夏の甲子園で決勝戦に出場するなど、北信越全体のレベルが上がっていることから新潟はレベルアップしました。
たぶん富山の代表校と新潟の代表校が戦っても、富山は負けます。
いかに、南砺福光キャンパスが富山で戦い、甲子園に出場するのか? 見物です。
富山で戦うにはスモールベースボールが鍵
高校野球のバットが飛ばなくなったという話を聞きます。
今まで打撃だけでホームランを連発していた選手が、とたんに外野フライになります。
打撃よりも守備を高めることをスモールベースボールと呼びます。
近年のスモールベースボールの成功例は、石川県の星稜高校や小松大谷高校が例に挙げられます。
全国で通用する打撃を持ったプロレベルの選手が少ない中、いかにピッチャーが打たせて捕る練習をしてきたのか試合を見ればわかります。
富山県は貧弱打線でホームランを打つ回数が少ないです。逆に、ピッチャーが良くて、効率的に点を取り、守備が上手くて接戦に持ち込めば、勝てることを、2024年の夏の大会。石川県の小松大谷高校が大阪桐蔭高校との勝負で見せてくれました。プロレベルのホームランバッターがことごとく外野フライに打ち取られていました。見事でした。
三振よりも打たせて捕る、技巧派のピッチャーが富山県で全国に通用するのではないか? と私は思います。
富山県の4強に食い込めるか!?
富山県は、大阪桐蔭高校と練習試合をする、高岡商業、高岡第一、富山商業、富山第一の4強になっています。
富山北部や砺波、氷見や未来富山、国際大付など強豪校はありますが、やっぱり、毎年、大阪桐蔭高校さんに練習試合をしてもらっている、上記の4つの高校が夏の甲子園争いをしている印象です。
高岡商業さんが最近、一回戦負けで元気がないイメージですが、高校野球は相性があります。高岡商業さんは運が悪いだけで富山県の甲子園出場記録があり、強豪です。
富山県の高校野球は、富山市が元気があり、地元の新湊や高岡市は、おされている感じです。今年の夏は頑張ってください。応援しています。
新しくできる南砺福光キャンパスの硬式野球部さんが、富山県の4強にどこまで通用するのか、応援しています。
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